私の部屋さがし(2010年01月11日)
私(社長)の部屋さがし
昭和48年(1973年)4月、兵庫県の片田舎(豊岡市竹野町)から大学に進学のため東京に上京してきました。
東京に出てきて最初の住まいは、京王線の桜上水にある1DKのアパートでした。
高校の友人が、姉弟で住んでいたのですが、お姉さんが結婚で部屋を出て行くというのでそこに転がり込みました。今で言うルームシェアでしょうか・・・?
駅から徒歩10分ぐらい、玉川上水沿いの2階建てのアパート。1階の南向きの日当たりのいい部屋で、部屋の前は大家さんが丹精込めて手入れしているお庭でした。
6畳1間に2段ベット、まるで合宿のような毎日でした。
でも、若気の至りでその友達と喧嘩をしてしまい、3ヶ月でそこを出て行くことになってしまいました。
上京して間もなくて部屋を借りるお金もありませんでしたので、仕方なく、赤羽にいる友人のところに3週間ほど居候をしましたが、新聞広告で見た麻布にある住み込みの新聞配達所に行くことにしました。
朝3時の起床ベルにたたき起こされ、自分の受持ち区域の折込広告を新聞に挟み、自転車で新聞配達に出かけていました。
麻布界隈は坂が多く新聞を自転車の前に山のように積んで坂道を配達して回るのは結構大変でしたが半年間の新聞配達で、部屋を借りる資金をためることができました。
さてどこに住もうかな・・・?